MG12コラム:秘訣【23】働きの前に関係におけるパストラルケア
【秘訣その二十三:働きの前に関係におけるパストラルケア】
一、関係とパストラルケアは、働きよりも重要
私たちが福音を伝え、たましいをケアするのは何のためでしょうか。それは、いのちの木を建て上げるためです。人々がパストラルケアによって変えられていくことを願っているのです。働きはただの仲介手段です。私たちは、働きの中や、パストラルケア、教えによって、人が成長していきます。もし、関係とパストラルケアを重視せず、ただ働きに重点を置くなら、私たちのセルの奉仕は、とても大変になり、実を結ばなくなります。なぜかというと、自分自身に頼ってしまい、神様に頼っていないからです。命の木に関するパストラルケアとは、神様に頼り、たましいをケアすることです。セルメンバーと真の関係を築き、セルメンバーの成長を助けることです。セルメンバーが成長すると、自然に立ち上がり、人々に仕えるようになります。
二、光の中で生き、真の関係を築く。
私たちは光の中で生きる必要があります。自分は何を感じているのかをきちんと伝え、人々と本当の関係を築くことはとても重要です。もし、私たちは人に対して興味がなく、何も感じていないなら、人々と本当の関係を築けなくなり、確かな、深いパストラルケアにならないのです。
人に対して恐れずに興味を持ちましょう。神の真の光と真理が人々との関係に入ってくるように、神の光の中で本当の感情を伝え、人と本当の関係を築きましょう。真の光+真理+真の感情=真の関係。そうすると、私たちは、人と、セルメンバーと良い関係を築けます。良い関係になると、彼らに対して、彼らの成長に関わる深い話ができ、彼ら自身も成長します。
■(本稿は香港611母教会週報745号より抜粋)