正しさを尋ね求めよう
大阪611家族の愛する皆さん、今こそ祈り始める時です。連日のように新型ウィルスの報道がなされ、日本でも感染者が日増しに増大し、既に対岸の火事でなく、私たちの日常にも及び、日本各地に感染被害が拡大しつつあります。また、新型ウィルスによって生じる経営悪化や経済的影響も深刻です。世論調査によると国内企業の45パーセントは業績が悪化すると答えています。ある兄弟姉妹は、少しづつ、しかし着実に「沈み行く船」に乗っているような心境で、焦りと不安と緊張を感じているでしょう。このような状況をクリスチャンとしてどのように捉えるべきでしょうか。
先週のモーニングディボーションでは、ゼパニヤ書を学びました。預言者ゼパニヤの時代、ユダ王国も神の前に堕落し、汚れと暴力に満ち、滅びが目前に迫った町であり、「沈み行く船」のようでした。そのような時代に、ゼパニヤを通して、イスラエルの民に神の民のあるべき姿を語られました。困難に直面した時、「主の前に静まり立ち返れ・悔い改めよ」そして、「主を尋ね求めよ・正義と柔和」と語られました。神はユダ王国を懲らしめの鞭を用いて、悔い改めと、正しい歩みへと導かれたのです。
最近、私たちはある方が直面している困難と問題について聞いていました。人間関係、仕事面、経済面において難しい状況です。最終的に私たちの助言は、神の前に悔い改め、祈り、正しく正直な道を選んで進むように助言しました。私たちは困難や問題に直面すると、問題をいかに解決するかに目を留め、解決の為にはあらゆる方法を探り、時には正当でない手段をも選んでしまいます。しかし、神が目を留めておられるのは、私たちの心がへりくだりって祈り、正しく歩み、神に信頼するようにと願っておられます。
愛する皆さん、あなたの生活状況、経済、経営状況が困難な時、ゼパニヤ書は航行の羅針盤となります。私たちが困難に直面する時、弱い本当の姿が浮き彫りになります。ゼパニヤの言葉通り、私たちはまず、「主の前に静まり・悔い改め」、それから「正義と柔和を尋ね求める」事です。神はあなたを懲らしめの鞭を用いて、あなたの心を悔い改めと、正しい歩みへと導かれます。心が正しい位置につけば、問題や困難に神が介入してくださり、必ず解決してくださいます。へりくだり祈りましょう。そして神に信頼し、正しさを尋ね求めましょう。
「この国のすべてのへりくだる者よ。主を尋ね求めよ。義を求めよ。柔和を求めよ。そうすれば、、、、主はかくまわれる ゼパニヤ2:3」
2020.02.23 大阪ツリーオブライフ611チャーチ 主任伝道師 宮崎 出
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