新しいいのちの喜び

8月9日に、小阪さんとアディーの赤ちゃん誕生の一報を受け、病院へお見舞に行ってきました。母子共に元気な姿を見て感謝で一杯でした。病室へ行くために、NICU(新生児集中治療室)の前を通り掛かった時、4年前、息子のノアも同じ病院で誕生を迎え、NICUから退院したことを思い出し、ノアの成長の変化を写真に収めようと思い、4年前と同じ場所で写真を撮りました。

2015年8月3日の夜10時、妊娠33週の妻(シーモ)が急に破水し、慌ててタクシーで病院へ駈け込み、すぐに分娩室に入りました。

当時は教会を正式に開拓する前でしたので、私たちは夫婦で支え合い、私だけが分娩室で付き添っていました。その夜、妻は処置室のベッドで横たわり、陣痛モニターの数字も最大数値の100を超え、今まで体験したことのない激痛で妻の苦しんでいる姿を見て、不安と心配でただ祈るばかりでした。お医者さんは、34週未満で早すぎると判断し、出産を少しでも先延ばしにする処置を施し、一夜奮闘した後、夜明けを迎え、激痛はようやく収まり、出産も少し先延ばしとなりました。

その後、妻の両腕には2本の点滴注射、お腹に赤ちゃんの心拍測定のベルトを着け、赤ちゃんの肺呼吸を促進させる筋肉注射を打ち、病室で待機状態の中、妻は、「破水したけど、赤ちゃんは元気かな?無事に出産できるかな?…など」と赤ちゃんのことを色々心配していた様子でしたが、妻もただ神様に祈るしかありませんでした。

三日三晩が過ぎ、8月6日の深夜に再び少量の破水があり、8月7日の昼過ぎに本格的に破水し陣痛が始まりました。迫る陣痛と産みの苦しみに耐えながら、助産師の指示通りに呼吸を合わせるのですが、容赦なく激痛は襲いかかり、出産の瞬間を迎えようとしていました。

8月7日の夕方6時過ぎに、息子ノアの泣き声が聞こえてきました。体重は1996gでした。カンガルーケアの時間を少し持てましたが、その後、すぐNICUの保育器へ運ばれて行きました。諸検査を済ませ、ノアは健康で異常なしと聞き、本当に感謝で心が溢れました。三週間に渡るNICU治療が施され、治療費は190万円を要しましたが、2000グラム以下の低体重出産が適応され、最終的に自己負担は3万円代で済みました。