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自信を持って生きよう

先週、息子ノアの保育園で8月生まれの誕生会があり、8月生まれのノアも、可愛い写真入りの手作りメッセージ入りカードをもらって嬉しそうでした。そのメッセージカードには、担任の保育士の先生から、「ノアくんの書く上手な絵が大好きだよ」と書かれていました。

今、ノアのマイブームはお絵かきですが、塗り絵をし始めた頃は、真っ黒や、茶色や、緑色など、一色でページを塗りつぶして遊ぶ程度でした。あるとき、息子と一緒に塗り絵をしていると、私の塗った絵を見て、「ノアの塗り絵は線からはみ出しちゃうから上手じゃないの!」そう言って、クレヨンを投げ出してしまいました。子供なりに比較し、自信をなくしてしまったのです。私たちは「はみ出しても全然大丈夫だよ!ノアの塗り絵はすごく上手で綺麗で、すごいね~!」と、褒めると、ノアは自信を取り戻し、クレヨンを握り、塗り絵を続けました。

それからしばらくして、ノアが保育園から持ち帰ってきた塗り絵を見て、Cmo(妻)はびっくりして、「これは先生に手伝って書いてもらったの?」ノアに何度も聞き返しましたが、「自分で塗ったよ」とノアは答えました。塗り絵を始めた頃、紙一面を一色に塗りつぶすことしかできなかったのに、今は、何種類も色を使い分け、線からはみ出ないように本当に上手に塗り絵を描きました。

ノアはどうして突然塗り絵が上手になったのでしょうか。一般的に言われるように、「子供は成長が早いから」だけなのでしょうか。「素質や才能があるから」なのでしょうか。そうではありません。最大の理由はノアが自信を取り戻したからです。

あなたは自信を持って生きているでしょうか。私たちは、人と比較したり、他人から批判されて自信を失い、失敗を経験することで、消極的、否定的になってしまうのです。「才能」より重要なのは「自信」です。才能や素質がないように見えても、自信があれば才能は開花します。仮に才能があっても、自信がなければ、才能は充分に生かされません。自信を失って生きている人は、「手足が縛られた人」のようで、縮こまり、前に進めず、何か新しい事を始めることが怖く、恐れに追いかけられ、何をしても失敗し、満足できない人になってしまいます。自分に自信がない人は、いつでも恐れに支配されてしまいます。

自信を失った人はどのように自信を取り戻すことができるのでしょうか。答えは父親に評価してもらうことです。父親の評価が息子の自信を建て上げ、父親の言葉が息子の価値を決定します。息子は父親の言葉を素直に受け入れ信じる必要があります。

私たちには天におられる父なる神がおられます。父なる神が聖書の言葉を通して語られる、あなたを褒め評価して下さっている言葉を素直に聞き、投げ出したクレヨンと自信を取り戻し、恐れずに、人生を描き始めましょう。

「私たちが神の子どもと呼ばれるために、──事実、いま私たちは神の子どもです──御父はどんなにすばらしい愛を与えてくださったことでしょう。第一ヨハネ3:1」

2019.08.24 大阪ツリーオブライフ611チャーチ 主任伝道師 宮崎 出

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