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安息の恵みから始めよう

神様に感謝します。先週は教会安息週となり、モーニングディボーションや教会オフィスもお休みに入りました。神様の創造のわざの過程において、まず、「夕があり朝があった」とあります。ユダヤ人の一日の始まりを夕暮れから始まります。神は、人の営みを、まず安息し休むことから始まるように制定されたのです。

教会では、ユダヤ新年を迎える例祭をお祝いし、ラッパの祭り、贖罪日、仮庵の祭りを行い、ユダヤ暦5781年の始まりに合わせ、私と師母は今週、ゆっくりと過ごし、安息の祝福に与りました。こうして教会全体も新しい1年、新しいシーズンを迎える事ができました。私たちの神は本当に恵み溢れるお方です。

神は、あなたにどんな新しい年を過ごして欲しいと願っておられるでしょうか。私たちが努力して、忍耐して、犠牲を払って神に仕えて欲しいとは思っておられません。神様はご自分の子ども達が、肩の荷を下ろして「安息」して欲しいのです。「安息」の中で、神の大きな手を信頼する心と、神の恵み深さを体験して欲しいと願っておられます。安息の中で神と交わることができます。また、平安、信頼、啓示、導きを得ることができるのです。

私たちは「安息」を忘れ、自分の人生を築くために、忙しく走りすぎたことを認めなければいけません。この世界もそうです。今、世界は止まってしまいました。生活、ビジネス、経済、将来への展望、各地での感染再拡大を受け、何もかもが先行き不透明な状況です。この行き詰まった状況の中で私たちに出来るのは、打開策を必死に探してもがくことでなく、神の大きな手の中で「安息」することです。なぜなら、神にはこの世界に対する、また、あなたに対する幸いな計画があるからです。あなたの手があなたの明日を造るのでなく、あなたの神が明日を造られ、切り開かれるのです。この方に信頼し「安息」から始めましょう。

「すべての目は、あなたを待ち望んでいます。あなたは時にかなって、彼らに食物を与えられます。あなたは御手を開き、すべての生けるものの願いを満たされます。 詩篇145:15-16」

2020.10.18 大阪ツリーオブライフ611チャーチ 主任伝道師 宮崎 出

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