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ONE WAY・いのちの木の道(日本語版)

私達に与えられた光

私と師母は2015年6月に香港の母教会から大阪へ派遣されて以来、7年間の道のりを歩んできました。私と師母にとって見ず知らずの土地での開拓は、葛藤の連続でもありました。私達は正しい方向に進んでいるのか、後どれだけ進み続けたらいいのか、自問自答の日々もありました。開拓当初、親族、スタッフや教会員がいなかったので、私にとっては、家庭と開拓の狭間でどの道に進むべきか悩みました。師母も子育てと、霊的子供たちの牧会との引っ張り合いの中で過ごしました。そのような中で、私達は前進できているのか分からない時期もありました。しかし、神様は、私達に与えられたビジョンと私達への召しをいつも思い起こさせ、常に光を照らし続け、私たちを励まし続けてくださいました。


いのちの木を建て上げる

私と師母は7年間、福音を伝え、弟子を建て上げる事に努めてきました。私達の近くにいるえりなや、私達と共に過ごしてきた弟子や、大阪611に繋がっている一人一人のいのちを建て上げる事に専念して歩み続けました。できる限り彼らと一緒に過ごし、励まし慰め、時には真理によって叱咤激励することもありました。しかし、一人のいのちが健全ないのちの木として成長していく過程には時間がかかります。また、ある人々は私達から離れて行く場合もあります。そのような時は特に私たちの心は痛みましたが、いつまでもその痛みに執着せず、弟子を建て上げる事、いのちの木を育てるために前を向いて歩んできました。これが私と師母が歩んできたいのちの木の道です。光があり、いのちの木がある、その道を歩み続けてきました。


私達に与えられた道

皆さんも先週の絵理奈と雅の証を聞いたように、絵理奈も私たちと同じようにいのちの木の道を歩んできました。彼らもセルリーダーとセルメンバーとして、7年一緒に歩んできました。お互いにとって笑顔が満ち溢れることもあり、難しい状況もありましたが、今回の二人の関係は新しい突破を経験しました。二人の歩んできた道の証を聞き、多くの兄弟姉妹が感動し、心に触れられました。これは私達が歩んできた道、そしてこれかも歩んで行く道です。皆さんはこのことを通して、この道が神様に喜ばれている道であることが証されている事が見えるでしょうか。この道以外、雅が今のように神様を見上げ、父なる神の前に出てくる道はありませんでした。しかし、雅は今、確かに、感謝と希望をもって、父なる神の前に立っています。私達はその姿を見て心から神に感謝しています。光があり、いのちの木がある。そこにいのちの木の道がある。アーメン。


「イエスは彼に言われた。『わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。』(ヨハネ14:6)」


2023.04.23 611チャーチ大阪 主任牧師 宮崎 出

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